映画「私をくいとめて」
のんの主演作となれば見ずには置かない。

綿矢りさ原作で大九明子監督作品と言えば、
松岡茉優の「勝手にふるえてろ」を連想するが、
いえいえこっちの方が、もっとエスカレートした面白さ。
31歳のやる気無し社員ののんは、そこそこの給料もらって
私生活を充実。おひとり様街道をまっしぐら、という設定。
その画面にナレーションともつかぬ男性の声がかぶり、
のんと対話を始める。歩いてても、部屋に戻ってくつろい
でても延々と話し続ける。どうやらのんの「心の声」らしい。
なので画面はのんが出ずっぱり。オイオイ1人芝居かよ?
ぐらいの勢いで、でものんの演技が凄いので全く飽きさせない。
っていうか、男性を意識したオンナ演技をかなぐり捨て、
ヒトリ日常のリアル、色気ゼロのタメ口ボヤキとツッコみが
延々と展開されて、もはや独身女のセルフドキュメンタリー。
これってありかよ?カメラワークも、主役を追いかけないで勝手
にフレームアウト、部屋空間をあちこち気ままにパンしてる。
この心の声が中村倫也なのだが、中村ではないデブの俳優が
実際画面に登場したのには驚いた!気でも狂ったか大九監督!
そしてラスト、草食中年っぽい林遣都と、ついに結ばれるか?!
しかし、処女と童貞だったのか?あるいは今流行の無生殖?
ベッドの上なのにセックスしないで服着たまま手繋ぎ体離し
ラブシーンって一体何?ここは宇宙ステーションか?
多分原作はここまでやってないよね。誰かこの監督をくいとめて!

綿矢りさ原作で大九明子監督作品と言えば、
松岡茉優の「勝手にふるえてろ」を連想するが、
いえいえこっちの方が、もっとエスカレートした面白さ。
31歳のやる気無し社員ののんは、そこそこの給料もらって
私生活を充実。おひとり様街道をまっしぐら、という設定。
その画面にナレーションともつかぬ男性の声がかぶり、
のんと対話を始める。歩いてても、部屋に戻ってくつろい
でても延々と話し続ける。どうやらのんの「心の声」らしい。
なので画面はのんが出ずっぱり。オイオイ1人芝居かよ?
ぐらいの勢いで、でものんの演技が凄いので全く飽きさせない。
っていうか、男性を意識したオンナ演技をかなぐり捨て、
ヒトリ日常のリアル、色気ゼロのタメ口ボヤキとツッコみが
延々と展開されて、もはや独身女のセルフドキュメンタリー。
これってありかよ?カメラワークも、主役を追いかけないで勝手
にフレームアウト、部屋空間をあちこち気ままにパンしてる。
この心の声が中村倫也なのだが、中村ではないデブの俳優が
実際画面に登場したのには驚いた!気でも狂ったか大九監督!
そしてラスト、草食中年っぽい林遣都と、ついに結ばれるか?!
しかし、処女と童貞だったのか?あるいは今流行の無生殖?
ベッドの上なのにセックスしないで服着たまま手繋ぎ体離し
ラブシーンって一体何?ここは宇宙ステーションか?
多分原作はここまでやってないよね。誰かこの監督をくいとめて!
2021-01-13(Wed)
トラックバック
コメントの投稿