本「宮本武蔵はなぜ強かったのか?」

興味惹かれるタイトルでしょ?
初版が2009年。書いたのは運動科学者で、
「ゆる体操」の考案者だという。
武蔵は何故強い
著者によると、武蔵の「五輪書」の第2巻「火の巻」は戦術論で
スポーツ選手や監督たちに人気がある。
対して第3巻「水の巻」はスルーされがちだが実はここにこそ
武蔵の身体論が凝縮されている。
序論に曰く「水を根本原理として水が自分のベースになるようにすべし」
多くの人はこれを「心を水のように」の例え話と誤解している。
けれども文字通り「水が自分の身体のベースになる」と著者は読み解く。

本来、身体とは「液体の袋」であるいともいえる。
戦いの場においても、筋肉と関節を強張らせるのではなく、
水のように流動的で自由自在で、敵の所作に対しても
意図せず反応できるような状態こそが理想だと、
武蔵は説いているのだという。

成程ね。そう言われればそうかもしれない。
著者はそれを「固まる」の対応語として「ゆる」と表現し、
「ゆる体操」を考案し、教室まで開いている。

「固まる=居つく」は剣道人の最も嫌う所だが、それを避けるための
手段として「ゆる体操」が剣道界を席巻したという話を私は知らない。
きっとユニークは奇論としか見られていないんだろうな。
(と言いながらつい「ゆる体操」の本をアマゾンに発注してしまう私である)
2017-11-12(Sun)
 

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元祖カーキー

Author:元祖カーキー
趣味は昔マラソン→今剣道。
'09 青梅・荒川・手賀沼・河口湖
'10 三浦・霞ヶ浦・高尾山・葛西臨海・小鹿野・陣馬山・河口湖
'11千葉マリン・青梅・三浦・葛西臨海・小鹿野・つくば
'12葛西臨海・成木の森・武甲山・渡良瀬・千葉スィーツ・つくば
'13千葉マリン・青梅・東京・古河・ハセツネ30K・夢の島
'14夢の島・足立フレンドリー
'15千葉マリン・東京・tokyoベイエリア・森林公園
'16品川・青梅・中野区剣道大会春季団体戦・秋季個人戦
'17剣道四段審査合格・全日本高齢者武道大会・中野区春季団体戦・秋季個人戦・東京都シニア剣道大会

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