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新潮45

未だに尾を引いている新潮45の杉田水脈「生産性」発言。
新潮45
原本の8月号を読んでみる事にした。
新潮生産性
確かに「生産性」と言う言葉はインパクトがあるが、
これはこれで一つの意見であると思う。抹殺してはいけない。

10月号の特集<そんなにおかしいか「杉田水脈」論文>
は興味深い。
藤岡信勝は「生産性」と言う言葉がマルクスを出自として、
フェミニストの上野千鶴子もその著書で使っていると反論する。
ゲイの松浦大悟元参議院議員は、「多くのLGBTは保守です。
LGBT=リベラルというのはマスコミが作った虚像」だという。
これ、意外と盲点かもね。
同じくゲイで平成探究家のかずとは「騒動の火付け役、
レズビアン議員尾辻かな子の欺瞞」と題して、
かつて尊敬していた尾辻への決別を宣言している。

つまり、この特集は私には大変役に立った。
もし問題があるとすれば小川榮太郎の
「LGBTが生き難いというなら、痴漢も生き難いだろう」
などという暴言だろう。
しかしこうした発言をして盛り上がるジジイはどの居酒屋にもいる。
麻生副総理だって、ポロッと言いそうじゃない?
ところが新潮社の社長は、電光石火で雑誌の廃刊を決めた。
何で?世論の圧力にひれ伏して、言論の場を自ら閉じる出版社の
社長が何処にいる?!きっと本人が世論と同じ意見だったのだろう。
それに比べて、8月号に対する批判に、10月号の特集で
真正面から反論して見せた新潮45編集長の心意気や良し。
言論人はこうでなくっちゃ。
2018-12-09(Sun)
 

本「人工知能はどのようにして名人を越えたのか?」

将棋の人工知能ソフト「ポナンザ」の開発者が書いた本。
人工知能
東大将棋部出身の著者はアマチュア5段。
開発当初は著者がポナンザに教える機械学習で、
著者との戦績はチョボチョボだったのだが、
その後、コンピューターが自分で学習する
ディープ・ラーニング(深層学習)を始めて性能が
飛躍的に向上、2017年佐藤名人に勝利したという。
それって「守破離」って事?

知能と知性を定義づけると。
知能とは「シュミレーションによって目標を達成する能力」
知性とは「そもそも目標を設定する能力」
ではどうやってAIは知性を獲得できるだろうか?
それは多分、ディープラーニングの学習効果の「転移」
将棋を覚えたAIがチェスにも強くなるようなイメージ。
転移を重ねたディープラーニングを継ぎ合わせれば、
それは人間の「脳」のような神経回路を持つだろうと言う。

そして人工知能が人間を越えた新世界(シンギュラリティー)
の到来は2045年と予測され、最近2029年に上方修正された。
AIは人間世界の例えばグーグルへの書き込みなどから学習
するので差別表現やヘイトスピーチもそのまま踏襲する。
そして新世界になると、人類はもうAIを制御できない。
だとすると人間が「いい子」にしていなければAIが「悪い子」になってしまう。
という笑い話のようなことが現実になるらしい。いやはや。
2018-12-08(Sat)
 

写真美術館のジェンダー

昔はフェミニズムって言わなかったっけ?もっと昔はウーマンリブ?
20年位前かなあ、CS放送の美術番組で刺青ピアス自傷する女性の
写真展を取り上げた事がある。上野千鶴子さんにインタビューしたっけ。
そのキュレーターが今年定年退職写真美術館置き土産の企画展がコレ。
写真美術館愛について (1)
「愛について アジアンコンテンポラリー」¥800~11月25日まで。
写真美術館愛について (2)
上写真は後任キュレーターによる作品解説(これから入場)
全て女性作家で韓国2名、台湾1名中国1名シンガポール1名。日本1名。
在日韓国人は自身の朝鮮風結婚式ビデオを撮って、国籍と向き合う。
もう一人の韓国人は国際結婚。韓国人の男性が国際結婚しても問題ないが
韓国女性が国際結婚すると、本人も子どもも無国籍となるらしい。
中国人は留学先のアメリカの写真大学で課題提出が間に合わず
撮りためておいた自傷写真を提出して教官に認められた。
そして日本の須藤絢乃は行方不明少女写真をもとに自らコスプレし
変装?なりきり写真でインパクト強烈。モンロー・ゴッホなりきり写真で
名を馳せた森村奏昌絶賛もうなづける。
写真美術館愛について (3)
あれ?ロビーに笠原学芸員のビデオ解説が上映中!
今、ブリジストン美術館の副館長だって。
2018-11-16(Fri)
 

本「短歌は最強アイテム」

俳句は短すぎるし、短歌はどうかいな?と買ってみた。
短歌最強
このタイトルの意味は、短歌は「人と人を心をつなぐ」
最強アイテムらしい。

高校の先生なんだよ、この人。
なので高校生の人気者になりたくて、その言動が
自意識過剰で痛々しくも怖気づき。
毎日ミニ黒板告知板に、他人の短歌を
書き連ねる校内運動をつづけた人でもある。

しかしなんだよなあ、これらエッセーのネタ元は
全部教え子の生徒なんだから。
著作権払ってるのか?と突っ込みを入れたくもなる。
あまりおススメしない1冊。
2018-10-07(Sun)
 

本「国体論」

2018年4月第一刷発行で6月にはもう第五刷だから
異例のベストセラー。しかも読んでみると、41歳の著者は
そこかしこに反安倍晋三と反日本会議の立場を露わにしている。
って事は、安倍内閣支持率40%を敵に回してるわけだから、
残り60%のハンディ戦でベストセラーは、やはり特筆もの。
特に第1章は、天皇退位の「お言葉」をないがしろにする政治家と
御用学者たちの言説を検証し天皇の真意に迫る。
国体論
「国体」とは「国の体勢」ぶっちゃけ「天皇制」の事。
しかし天皇制を明記した明治憲法自体が曖昧であったと著者は説く。
つまり天皇は「絶対君主」なのか、民主主義を背景とした「立憲君主」
なのか?どちらとも取れる中で日本は戦争に向かって「絶対君主」
の道に突き進んだ。

そして敗戦。アメリカの占領政策の都合上「絶対君主」であったはずの
(つまり戦争の絶対責任者であったはずの)天皇は天皇制と共に生き残った。
この戦後の天皇制をだれも「国体」とは呼ばないが、しかし著者は
国体の「中身が刷り変わっただけ」で戦後の「国体」は存在すると説く。
つまり「アメリカを絶対君主とする」新たな「国体」が戦後の日本を支配している…。
アメリカを崇め奉り、「アメリカは我々を愛し、守ってくれるはず」と信じ、
あるいは戦前は天皇の、戦後はアメリカの虎の威を借りて自分たちの地位を守り
利益を得てさらに自国民&沖縄を恫喝する。それがサブタイトルの「菊と星条旗}
このたたみかける論法はなかなか説得力がある。

340Pのこの本はなかなか飛ばし読みできない。密度が濃いのだ。
特に北一輝の国体論と2,26青年将校の蜂起、そして天皇逆鱗処刑の
下りは「国体」を巡る青年と庶民の「天皇に対する愛と絶望」を語って
大きな見せ場となっている。それだけではない。かの三島由紀夫が
(人間宣言をした)天皇暗殺を企てていたとの物騒な仮説も紹介されている。
是非ご一読あれ。
2018-08-24(Fri)
 
プロフィール

元祖カーキー

Author:元祖カーキー
趣味は昔マラソン→今剣道。
'09 青梅・荒川・手賀沼・河口湖
'10 三浦・霞ヶ浦・高尾山・葛西臨海・小鹿野・陣馬山・河口湖
'11千葉マリン・青梅・三浦・葛西臨海・小鹿野・つくば
'12葛西臨海・成木の森・武甲山・渡良瀬・千葉スィーツ・つくば
'13千葉マリン・青梅・東京・古河・ハセツネ30K・夢の島
'14夢の島・足立フレンドリー
'15千葉マリン・東京・tokyoベイエリア・森林公園
'16品川・青梅・中野区剣道大会春季団体戦・秋季個人戦
'17剣道四段審査合格・全日本高齢者武道大会・中野区春季団体戦・秋季個人戦・東京都シニア剣道大会
'18全日本高齢者武道大会・中野区春季団体戦・秋季個人戦


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