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多磨霊園で取材

ICレコーダー片手に府中は多磨霊園駅に降り立つ。
東郷寺 (2)
この地に理学療法士(PT)が開いた村があるという。
村???まだ40そこそこだが2014年会社を立ち上げ
「訪問看護」「ケアマネ事務所」の傍ら「カフェ」をオープン。
何故?医療だけでなく、困りごと相談ごとの聞き場所を
作り、何らかの解決策を作りたいという願いがあるらしい。
なので学童保育が5時終了で困っていると聞けば
5時~7時受け入れる所を近所の空きマンション部屋
に作ったりする。行政に直訴しないで民間の力で
さっさとやってしまうのだ。近隣に住む美術作家が個展
を開きたいと言えばカフェ2階でやってもらう。それを聞
いた銅版画作家が同じ空きマンションに工房を構える、
その隣にパン屋が店を開く、などと仲間がどんどん集まっ
て広がり、村の様相を呈してくる。

なので会社設立6年にして既に理念を実現しつつある。
しかし、と彼は言う。困っている人々が助け合う輪が
強くなり過ぎると逆に輪に入れない、輪の外の弱者を
締めだす結果になっていやしないか?だとしたら、
この輪は一旦壊さなければならない。つまり自分が
作りたい村は永遠の未完成であるだろう。

府中に賢人あり。これだから取材はやめられない。
2021-01-19(Tue)
 

新春機材チェック

これまでのデイサービス取材で、ICレコーダーを使った
事はない。聞きながらPC直接打込みで事足りた。
ICレコーダー
しかし次回はデイ以外のインタビュー記事作成ということで
急遽、ヨドバシカメラで物色。意外や1万円以下が標準で
操作性と音質でオリンパス製品を買い求める。
機材チェックの一日 (1)
なので3連休の中日は、使用説明書とにらめっこ。
機材チェックの一日 (2)
結婚式撮影の方も、カメラの裏蓋(SDカードとバッテリーを
出し入れする所)が壊れたので千駄ヶ谷本社で交換。
持ち帰ったものをこの日、全面チェック。設定がいろいろ
変わっているので、メニュー画面を探りつつ結構手間を食う。

さあ、これで仕事準備は完了じゃ!
2021-01-15(Fri)
 

本「二笑亭奇譚」

1993年発行の文庫本中古なのに¥3,260もする。
何で?本来の「二笑亭奇譚」は昭和12年雑誌に
掲載されたほんの50P。それを赤瀬川源平や
藤森照信らが200P書き足して文庫本にした。
なので、私は最初の50Pだけを読めば事足りる。
二笑亭奇譚
著者の式場隆三郎は戦後日本のゴッホブーム
を仕掛けたゴッホ研究家で精神科医。裸の大将、
山下清の発見者で育ての親でもある。
つまり、精神病者が描いた絵に才能を発見する
のが得意なのだが二笑亭(にしょうてい)の場合
は建築。精神分裂病者(家主)が設計した建築は
世界にも例が無いという。これに目を付けた式場
が富岡八幡あたりの「二笑亭」なる1軒家に乗り
込み調査する。微に入り細に入り、ほとんど変質
狂的な熱情をもって書き上げたのが本書。
なので異様に面白い。

でも怖いよ。この家に住むことを想像すると。
ああ、何だか夢に出てきそう。
2021-01-12(Tue)
 

本「へぼ侍」

剣術は結局いつ終わったのか?明治初期の
戦争の現場とはどういうものだったのか?
へぼ侍
面白いヨ、この本。主人公が17歳の若者というのが
まず良い。幕末の難波の剣術道場の息子で、御一新
と共に商家に丁稚見習い。なので武家の血筋のプライド
と難波商人の抜けめなさが混じるという絶妙キャラ。
時あたかも明治10年。西南の役の兵隊募集の張り紙が。
これに応募して新米兵士として九州に参軍した体験記が
この本。どう、面白そうでしょ?

田原坂の戦いの直後、熊本で本体と合流し、人吉宮﨑
延岡から戻って都城あたりまで、戦闘の実際をドキュメン
タリータッチで再現する。どうしてこんなに臨場感がある
のかと思ったら2013年に刊行された従軍日記を参考に
したらしい。武士の誇りを持つ主人公は刀を与えられ
喜ぶが結局戦場では一度も使われず、普式ツンナール
銃を乱射して戦を生き抜いてゆく。そしてはっきりと武士
に見切りをつけ慶応義塾で学び直し、実業家としてその
後の明治を生きたらしい。

戦友たちも戊辰戦争の生き残りから一般人まで
明治維新とその後10年の体験談が満載で興味津々。
西郷隆盛はじめ、乃木希典、犬養毅(従軍記者)
嘉納冶五郎(灘の造り酒屋の若旦那)など有名人を
さりげなく登場させて面白おかしく飽きさせない。
これ誰か映画化しないかなあ。絶対映画化されると思うよ。
2021-01-11(Mon)
 

本「ルポ百田尚樹現象」

2018年「ニューズウィーク日本版」の「百田尚樹現象」が
大反響を呼び、これに大幅加筆したもの。
百田尚樹現象
現象とは「過激な右派論客の百田の本が何故これほど
売れているのか?一体誰が読んでいるのか?」の事。

第1部は百田尚樹インタビュー。そして百田ファンや、
編集者などが百田の実像を語る。その結論は
「百田はごく普通のおっちゃん」というもの。
これでは肩すかしだが事実らしい。テレビの構成作家
出身だけに視聴率&売上げ至上主義の人だという。

そして第2部。時代を一気に1996年に戻して、
日本の右派の原点を探る。

登場するのは藤岡信勝、小林よしのり、西尾幹二。
そう「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーたちだ。
97年から教科書に「従軍慰安婦」の記述が掲載される
との報道に猛然と反発し行動を起こした。この時生まれた
キーワードが「自虐史観」つまり日本人や日本国をことさら
貶めて「南京大虐殺」や「従軍慰安婦問題」を言い張る
朝日新聞を頂点とする言論界の「権威」への挑戦だった。

振返れば70年代までは左翼が「保守勢力=権威」に反発し
攻撃するのが常だった。ところがこれを境に攻守逆転。
「新保守」が「旧左翼=権威」を攻撃する形となった。
旧左翼陣営は「歴史修正主義」の言葉で対抗するがズルズル
と後退し続けて現在に至る。戦いは常に攻める方が強いのだ。

この新保守を支持しているのが「普通の人々」
旧左翼とも権威とも無縁なごく普通の大人と若者たち。
それは百田現象=「百田の本を買う人々」とピタリ重なる。
成程ね。政界でも「日本会議」が発足したのが1997年。
やはり時代の分水領だったんだ。
2021-01-09(Sat)
 
プロフィール

元祖カーキー

Author:元祖カーキー
趣味は昔マラソン→今剣道。
'09 青梅・荒川・手賀沼・河口湖
'10 三浦・霞ヶ浦・高尾山・葛西臨海・小鹿野・陣馬山・河口湖
'11千葉マリン・青梅・三浦・葛西臨海・小鹿野・つくば
'12葛西臨海・成木の森・武甲山・渡良瀬・千葉スィーツ・つくば
'13千葉マリン・青梅・東京・古河・ハセツネ30K・夢の島
'14夢の島・足立フレンドリー
'15千葉マリン・東京・tokyoベイエリア・森林公園
'16品川・青梅・中野区剣道大会春季団体戦・秋季個人戦
'17剣道四段審査合格・全日本高齢者武道大会・中野区春季団体戦・秋季個人戦・東京都シニア剣道フェス
'18全日本高齢者武道大会・中野区春季団体戦・秋季個人戦・剣道祭・東京都シニア剣道フェス
'19全日本高齢者武道大会・中野区春季団体戦・秋季個人戦・剣道祭・東京都シニア剣道フェス3位入賞


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